【広島】慶大・大久保監督、初勝利の加藤は「無愛想?シャイなだけ」

2017年4月8日6時0分  スポーツ報知
  • ヒーローインタビュー後、同級生の鈴木(右)から氷水をかけられた加藤

 ◆広島4―1ヤクルト(7日・マツダスタジアム)

 広島のドラフト1位・加藤拓也投手(22)が、30年ぶりの偉業をあと2人で逃した。9回1死、バレンティンに初安打を許し、1987年の中日・近藤真一以来、史上2人目だったプロ初登板ノーヒットノーランが消えた。それでも8回1/3を2安打7奪三振7四球1失点とあっぱれな快投で、セ・リーグ新人初勝利を飾った。また、加藤の恩師で元近鉄外野手の慶大・大久保秀昭監督(47)が右腕の「素顔」を明かした。

 初登板で初勝利、おめでとう。いいスタートを切れましたが、ここからが大事になってきます。

 加藤とは卒業式の日、グラウンドで少し話をしました。「先発なのか中(中継ぎ)なのかは分からないが、与えられたところで投げるしかない。頑張るしかないよ」と伝えました。

 初めはとっつきにくいでしょうね。無愛想に見えますから。彼の中身を理解するまでには時間がかかる。結果が伴わないときは「あいつは何だ!」と言われてしまうかもしれないけど、長く付き合ってくると分かってくる。私も最初はあまり良いイメージをもっていなかったんです(笑い)。自分のことしか考えていないような印象だったけど、実際に指導してみると、そうではなく、シャイなだけ。

 意識は高く、向上心がありました。けがをしない体をつくるために筋トレに打ち込んでいた。知識は学生レベルではなかったですね。プロが通うようなジムに行って、何が体にいいのか情報を得て、自分で考えてやっていたようなタイプです。

 だから技術面よりも心配だったのは、やっぱり性格面。広島に行ってインタビューの態度が悪いというニュース(無愛想すぎるとして、ネット上で「広島のエリカ様」などと話題に)を見て心配していたんです。

 「こびを売る必要はないが、野手から応援されるような投手になれ」とは、何度も諭すように話してきました。周りの皆さまが温かく見守ってくれているといいんですけどね。

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