【中日】最下位は脱出!京田の誕生日V打&祖父江はプロ初勝利!

2017年4月21日6時0分  スポーツ報知
  • プロ初勝利を挙げた祖父江はお立ち台でウィニングボールを見せる(左は京田=カメラ・小梶 亮一)

 ◆中日5―2阪神(20日・ナゴヤドーム)

 無我夢中だった。同点に追いついた直後の7回2死満塁。京田は、桑原の真ん中高めの直球をたたいた。打球は一、二塁間を抜ける勝ち越しの2点打。「本当に、飛んでくれたところが良かった。運というかラッキーというか」。会心ではなかったが、試合を決める一打に表情を崩した。

 23回目の誕生日を迎えた日にヒーローとなった。「今年は忘れられない誕生日になりましたね」と笑った。チームが本拠地で4勝したうち、京田は3度もお立ち台に上がった。今やラッキーボーイだ。

 阪神・北條は高校時代から意識する存在だ。京田は青森山田で、北條は同じ青森の光星学院でともに遊撃手。甲子園のスターで、先にプロ入りした北條に対して京田は甲子園出場なし。日大で力をつけ、昨年のドラフト2位でプロ入りした。「自分が一方的に意識してますけど…。向こうは守っていてもオーラがありますし、自分も追いつきたい」とライバル心を燃やした。

 開幕から苦戦続きだった竜が今季初の連勝、初の同一カード勝ち越し。昨年は19年ぶりの最下位に沈み、今季も開幕から最下位だったが、ようやく5位に浮上した。「(京田は)持ってるのか持ってないのか分かりませんけどね。(チームは)一時期とは違うかも」と森監督。開幕から先発投手に勝ち星なしは17試合に伸び、1959年の近鉄に並んだ。だが、それを忘れさせてくれる快勝だった。(酒谷 裕)

 祖父江プロ1勝 

 4年目の祖父江が通算142試合目の登板でプロ初勝利を挙げた。2番手で登板した7回を3者凡退に抑え、その裏に味方が逆転。祖父江は「うれしいです。友人たちから『まだ勝ってないの?』と言われてましたから」と笑った。ウィニングボールを渡してくれた荒木には、今春の2軍キャンプ中に配球などをアドバイスされた。「それがすごくピッチングに生きています」と先輩の教えに感謝した。

 記録メモ

 ▼…中日はこの日も先発投手が勝てず。開幕から17試合続けて先発に白星なしは、53年広島23試合、56年高橋18試合に次いで、59年近鉄の17試合と並び4チーム目。

 ▼…リリーフの祖父江が、14年のデビューから通算142試合目の登板でプロ初勝利。ほかに1勝まで多くの登板を要した例には、00年柴田佳主也(近鉄)168、68年緒方勝(産経)128、87年中条善伸(南海)と88年清川栄治(広島)の106試合などがある。

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