【中日】投手出身の森監督、悩める主砲・ビシエドにまさかの直接指導

2017年4月24日17時51分  スポーツ報知
  • ビシエド(右)にノックの打ち方を指導する森監督(ナゴヤドームで

 中日の森繁和監督(62)が24日、ダヤン・ビシエド外野手(28)に打撃指導を行った。

 ナゴヤドームで行われた全体練習。森監督はオマール・リナレス巡回コーチ(49)らと何やら話し合うと、ビシ砲にロングティー打撃を行うよう指示。「これで打ってみろ」とばかりにノックバットを手渡した。ビシエドは言われるがままに、ノックを打つ要領で自らボールをトス。スイングを始めた当初は戸惑っていたが、次第に快音を響かせ始めた。

 投手出身の森監督が打者を直接指導するのは異例中の異例。ユニークな練習方法が楽しかったのか、笑顔を絶やさなかったビシエドについて、指揮官は「きょう喜んでも、あした喜んでないと意味がねえんだよ!」。そう言いながらも、ここまで全試合に出場しながら打率2割1分、1本塁打、5打点と悩める助っ人のリラックスに貢献できて満足げな様子だった。

 複数のコーチの証言を総合すると、この練習の狙いは「バットをトップの位置に持っていくリズムを養うことと、ボールの下側を叩いて打球にスピンをかけること」とのこと。ビシ砲も「とてもいい練習方法を教えてもらったよ。腕の使い方、どこでボールをとらえるかが良く分かった。気持ちが前向きになったよ」と手応え十分。さらに「僕が打てないことでチームに迷惑をかけている。でもスランプ脱出は間近だと思っている」。日本球界に導いたボスの直接指導をきっかけに、長いトンネルから抜けるつもりだ。

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