【日本ハム】大田、5号!まだ5月なのにもう自己最多

2017年5月20日6時0分  スポーツ報知
  • 3回無死一、二塁、5号3ランを放った大田はベンチでナインとタッチ(左後方は中田=カメラ・相川 和寛)

 ◆日本ハム7―2オリックス(19日・札幌ドーム)

 滞空時間の長い、スラッガー特有の一打だった。大田は白球の行方を必死に目で追った。着弾点は右中間席最前列だ。あまりに高い軌道を描いたため、一、二塁間で止まっていた一塁走者レアードをあわや追い抜きそうになったほど。「追い越してしまうとアウトになってしまうので、そこだけ確認しました」。審判のセーフのコールをまね、両手を広げながらゆっくり走り出した。

 侍も驚く一打だった。3回無死一、二塁。青山の1ボールからの外角直球をすくい上げた。プロ9年目で自己新となる5号3ラン。「ゲッツーだけは流れ止めてしまうので、最低でも外野フライでタッチアップという形を作りたかった」。狙いを、最高の形で実現した。高く上がったが、スタンドまで運んだパワーに、思わず中田も「あれ、入るん?」と目を丸くした。

 理想の打球だった。12日のロッテ戦(東京D)で自身初の1試合2発を放った。特に2本目の3号はプロで初めて右方向へかけたアーチだ。4月23日の1軍昇格後、引っ張りにかかって打撃を崩しかけていた中で「この感触を忘れたくない」と連日、早出でロングティーを敢行。しっかり踏み込み、ヘッドを利かせなければ強い打球が飛ばない練習で“強いスイング”を徹底した。「そこがなくなると持ち味がなくなる。自分的にはすごく大きい打撃だった」と手応えをつかんだ。

 これで6試合連続安打&6戦4発と絶好調。だが、今は本塁打数を意識する時期ではない。「(自己新記録更新で)それで終わりじゃないし、シーズンはまだまだ続く。とにかく強いスイングで貢献できるように。結果、何本打てたかにつながってくるけど、今はそういうふうに考えたくない」。右方向への長打を、新たなセールスポイントに加えた怪物。新天地で覚醒の時を迎えている。(西村 茂展)

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