【ヤクルト】リリーフ転向のライアン、“デビュー戦”は圧巻の3者凡退 秋吉抹消で7月から守護神へ

2017年6月30日23時41分  スポーツ報知
  • 8回に登板し、1回を無失点に抑えた小川

 ◆阪神3―4ヤクルト(30日・甲子園)

 先発からリリーフに転向したヤクルト・小川泰弘投手(27)が、1点リードの8回から登板。通算105試合目にしてプロ入り初の救援登板となったが、1回無安打無失点で初ホールドをマークした。

 8回。先頭の高山を遊ゴロに仕留めると、大山には今季最速タイの148キロ直球で中飛。最後は梅野から落差のある128キロチェンジアップで空振り三振を奪った。“リリーフデビュー”は完璧な内容で1回を3者凡退に抑えた。

 左内腹斜筋の肉離れが完治し、この日1軍に復帰したばかり。1軍では5月27日の中日戦(ナゴヤD)以来34日ぶりのマウンドだった。先発とは違い、ブルペン陣は試合展開を見て準備を進める。この日は6回から体を動かし、7回終了時点で投球練習を開始。まだベストな調整を模索している段階だが、真中監督は「落ち着いていた。自分のペースでしっかり投げられていた」と評価した。

 試合前、リリーフ転向を発案した指揮官に声を掛けられた。「こういう形になったけど、中継ぎ、抑えの気持ちが分かると思う。この経験は(将来のためを思うと)プラスになる」。小川は力強くうなずいた。

 今季はこれまで9試合に先発し、4勝2敗、防御率2・35と安定した数字を残していた。実戦復帰となった24日のイースタン・日本ハム戦(鎌ケ谷)の試合前に配置転換に告げられた際は驚いたというが「ポジションは変わっても、投げられるところでチームに貢献したいというのは変わらない」とすぐに気持ちを切り替えた。

 9回2死二、三塁の場面で右肩の違和感を覚えて途中降板した秋吉は、試合後に登録抹消が決まった。7月1日からは、秋吉に代わって守護神を務めることになる。それでも、背番号29は静かに言った。「任されたイニングを全力でいくだけ」。覚悟はできている。

  • 楽天SocialNewsに投稿!
プロ野球
今日のスポーツ報知(東京版)
報知ブログ(最新更新分)一覧へ