【阪神】西岡、左アキレスけん断裂から362日ぶり1軍復帰即スタメン

2017年7月18日6時0分  スポーツ報知
  • 1回、守備に就く際、グラウンドに一礼する西岡

 ◆阪神2―1広島(17日・甲子園)

 西岡の復活劇が幕を開けた。5回無死の第3打席。チェンジアップを右手1本で拾った打球は中前で弾んだ。「どんなヒットでもうれしい。準備をしていたので驚きはなかった」。プロ入り初の一塁守備も無難にこなし、1安打2四死球。1軍昇格から即スタメンで送り出した金本監督の期待に結果で応えた。

 昨年7月20日の巨人戦(甲子園)で左アキレスけんを断裂して以来、362日ぶりの1軍の舞台。第1打席の初球はセーフティーバントを試みた。「アキレスけん断裂は選手生命を脅かすと思われがち。昔、盗塁王を取ったスタイルでいくぞというアピールです」。ファウルになったが、復帰を印象づけるため、あえて選んだプレーだった。

 目指すのはロッテ時代の2005年、41盗塁で最初に盗塁王のタイトルを獲得した当時の姿だ。好きに飲み食いしていた食生活を見直し、筋力トレーニングで減量に成功。「ありがたいことに(アキレスけんが)切れたことで進化した。今までの西岡剛とは違う」。自分でも驚くほど肉体は進化した。

 前半戦を終え、8ゲーム差をつけられて迎えた首位・広島戦。金本監督は「新しい風というか、雰囲気を変えるものが欲しかった。ヒット1本打ったので良しとしましょう」とひと安心。狙い通りの後半戦白星スタートで4連勝とし、7ゲーム差とした。

 それでも西岡に「規定打席に立って、3割を打ち、盗塁をいっぱいして初めて復活と言える。(アキレスけんを)切ったのにすごいなと言われるプレーをしたい」と慢心はない。大けがを乗り越えた32歳が、金本阪神に勢いを与えた。(橋本 健吾)

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