【阪神】メッセンジャー、完封11勝 虎自力V復活

2017年8月5日7時0分  スポーツ報知
  • お立ち台でメッセンジャー(右)に腕を持ち上げられて笑顔の中谷

 ◆阪神3―0ヤクルト(4日・京セラドーム大阪)

 金本監督との約束を果たす完封劇だった。9回2死。この日の127球目、落差のあるフォークで山田を遊ゴロに打ち取ると、メッセンジャーは右手の人さし指を立てて笑った。「投げるからには、誰にもマウンドを譲りたくない。きょうはそれができてよかったよ」。巨人・菅野に並ぶリーグトップタイの11勝目。今季チーム初完封で、前日3日の広島戦(マツダ)で引き分けて消滅した自力優勝の可能性を1日で復活させた。

 「できれば完投してくれ」。指揮官は試合前、メッセンジャーにこう声をかけた。延長12回の末、引き分けた前夜の広島戦で、中継ぎを6人投入。疲労を抱える救援陣を助けてくれ、という思いに、右腕は「OK!」と力強く応えた。唯一のピンチは5回。1死一、三塁で中村を120キロカーブで空振り三振に。飛び出した三塁走者も挟殺プレーで仕留めた。

 勝利数に加え、奪三振数でも9を加えて141個で単独トップと“投手2冠”。金本監督は「約束を守ってくれました。すべて良かった」と絶賛した。自身4連勝の頼れるエースが、虎を“夏バテ”の危機から救った。(金川 誉)

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