【阪神】掛布2軍監督退任…後任は今岡2軍コーチが有力

2017年9月10日4時30分  スポーツ報知
  • 阪神・掛布2軍監督

 阪神・掛布雅之2軍監督(62)が今季限りで退任することが9日、分かった。8日に神戸市内で四藤球団社長と会談し、2年契約の満了を通告された。球団は今後、球団内に新たなポストを設置し、違う形でサポートしてもらうことを希望。後任は今岡真訪(まこと)2軍打撃兼野手総合コーチ(42)の昇格が有力となっている。

 鳥谷が球団史上、2人目の生え抜き2000安打を達成した同じ日、ミスタータイガースが背番号31に別れを告げることが決まった。この日も鳴尾浜での2軍戦を普段通りの表情で率いたが、今月28日のウエスタン・リーグ最終戦をもって、2軍監督の役割を終える。

 現役時代は本塁打王を3度獲得し、1985年には4番打者として球団史上ただ1度の日本一に導いた。引退後は評論家活動を経て、2013年10月にゼネラルマネジャー付育成&打撃コーディネーター(DC)として、阪神復帰。金本監督が誕生した15年10月に2軍監督就任を要請され受諾した。「ファンの目が選手を育てる」という信念のもと、キャンプ中だけでなくシーズン中もファンサービスを徹底。2軍本拠地の鳴尾浜には連日、満員のファンが詰めかけた。

 卓越した打撃理論を持ち、62歳にして情熱は衰えていなかったが、指導者としての環境には恵まれなかった面もある。2軍監督に就任した昨季、今季とドラフトで獲得した高卒野手はいなかった。自らと同じ高卒でたたき上げの長距離砲を育てたくとも、その素材がいなかった。それでもDC時代から熱血指導した伊藤隼、北條、中谷らを1軍に送り出すなど、チームの変革期に大きな足跡を残した。

 ◆掛布 雅之(かけふ・まさゆき)1955年5月9日生まれ、千葉市生まれ。62歳。習志野高では2年夏に甲子園出場。73年ドラフト6位で阪神入団。79年に初の本塁打王。85年には日本一の原動力に。86年は死球など故障が続き、88年に現役を引退。現役通算1656安打、349本塁打、1019打点、打率2割9分2厘。本塁打王3回、打点王1回。13年オフにGM付育成&打撃コーディネーターに就任。16年から2軍監督。

  • 楽天SocialNewsに投稿!
プロ野球
今日のスポーツ報知(東京版)
報知ブログ(最新更新分)一覧へ