【広島】26年ぶり本拠V&37年ぶり2連覇へM2!今季40度目逆転勝ち

2017年9月14日6時0分  スポーツ報知
  • ファンとハイタッチを交わす(右から)田中、安部、岩本

 ◆広島12―4DeNA(13日・マツダスタジアム)

 広島がリーグ連覇に王手をかけた。DeNAに2点を先取されたが、1回と6回に集中打でともに6得点。12―4で圧勝し、2位・阪神が敗れて、優勝へのマジックは「2」となった。14日に広島が勝ち阪神が敗れると、37年ぶりの2連覇が決まり、2009年に新設されたマツダスタジアムでは初の胴上げとなる。

 頂点が目前に迫ってきた。今季40度目の逆転勝ち。マジックはいよいよ「2」となった。1991年以来の本拠地胴上げが実現できる。お立ち台に上がった田中が「明日勝たないと優勝できない。しっかり勝つことを意識してやりたい」と力を込めると、鯉党のボルテージが上がった。

 初回に2点を奪われたが、その裏に田中が反撃の口火を切った。高めに浮いた飯塚の直球をとらえ、左翼席へ今季初の先頭打者アーチ。「レフトフライかなと思ったけど、風に乗って思ったより飛んでくれた」。この一発から打線がつながった。菊池の二塁打、新井の内野安打で2死一、三塁とし、安部、岩本の連続適時打であっさり逆転した。打者一巡して2死満塁で、田中が今度は中前2点打。試合をひっくり返した。

 リードオフマンは6回にも無死一塁から絶妙なセーフティーバントを決めて、8月15日の阪神戦(京セラD)以来の猛打賞。ダメ押しの6得点につなげた。ここ4試合無安打で、9月に入ってからの10試合は打率1割8分2厘と不振。「最近仕事ができていなかったので、何とか仕事をしたかった」と胸をなで下ろした。

 昨年に続き、今季もチームで唯一フルイニング出場している。開幕前にはWBCに出場。疲労はピークだが、弱音は吐かない。「レギュラーとして出る以上、ちょっとしたことで休みたくない」。冷水を使った交代浴などで疲労回復に努める一方、ミスをしても精神面で引きずらないようにしている。「うまく切り替えながらできている」ことが、高いパフォーマンスの持続につながっている。

 14日に勝って阪神が敗れれば、37年ぶりのリーグ連覇が決まる。緒方監督は「昨日打てなかった打線が爆発力を見せてくれた」とたたえ「地元で? もちろん。そうなればいい」と誓った。待ちに待った、マツダでの胴上げはすぐそこだ。(角野 敬介)

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