【中日】「ポスト谷繁」に日本ハム・大野を獲得へ

2017年9月30日5時0分  スポーツ報知
  • 日本ハム・大野

 中日が海外FA権の資格取得条件を満たしている日本ハム・大野奨太捕手(30)の獲得へ本格調査に乗り出すことが29日、分かった。今季も捕手は武山や松井雅らを併用せざるを得ず、5年連続Bクラスとなる5位が確定。巻き返しへポジションの固定が急務となっている。

 いまだ現れない“ポスト谷繁”の有力候補として、経験豊富な強肩捕手に白羽の矢を立てる。今季で日本ハムとの2年契約が満了する大野は、自身の右肘の張りや清水、市川の台頭により出場機会が減少しているが、捕球技術にも定評がある今年のWBC日本代表。球界を代表する捕手として高く評価する中日の球団首脳は「地元の岐阜出身という縁もある」と力説した。

 中日は来月に開催されるドラフト会議の1位候補に早実・清宮と広陵・中村を挙げている。球団首脳は「仮に中村を獲得できても、一本立ちするには数年かかる。それまでの空白を埋める捕手も必要」と判断。まずは水面下で調査を進め、大野が権利を行使するか否かを注視していく。

 ◆中日その他の補強は? 2年連続で10勝投手が不在となる見通しだが先発陣は小笠原、鈴木、柳ら潜在能力が高い若手が豊富で、必ずしも補強ポイントではない。一方、救援陣は整備が必要で、7月末には谷元を日本ハムからトレードで獲得。さらに今季限りで日本ハムを退団する武田久や、外国人の調査を続ける。打線は条件次第では国内他球団への移籍も辞さない構えでいるゲレーロの流出阻止が最優先課題だ。

 ◆大野 奨太(おおの・しょうた)1987年1月13日、岐阜県生まれ。30歳。岐阜総合学園高から東洋大を経て、2008年ドラフト1位で日本ハム入団。強肩を武器に1年目から1軍に定着。13年に選手会長就任。主将も兼任した昨年は自己最多109試合に出場しゴールデン・グラブ賞を初受賞。177センチ、78キロ。右投右打。年俸5100万円。

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