【山村宏樹 一発解投】CS第1S、積極的に「序盤勝負」で天敵・雄星叩く

2017年10月13日11時0分  スポーツ報知
  • レギュラーシーズン8戦全敗の西武・菊池に対し、楽天はどう挑むか

 楽天は、14日から西武とのCS第1ステージに突入する。2戦先勝の超短期決戦だけに、第1戦が全てといってもいい。10月7日付のコラムでも触れたが、楽天が昨季から11連敗中の天敵・菊池雄星をどう攻略するかが鍵となる。

 ズバリ、「序盤に勝負」だ。雄星が今季、唯一苦手としているのがソフトバンクで、0勝4敗、防御率7・97。特に6月23日と8月24日の試合では、3回までに7点を失った。ソフトバンクは「雄星は立ち上がりにナーバスになり、投球が不安定になるタイプ」と分析し、序盤にどう攻略するかに重点を置いているという。まして、今回はCSという大試合の第1戦。楽天も、雄星が不安定な初回、あるいは2回に点を奪うことにこだわるべきだ。

 そのためには、雄星が「あっ、イヤだなあ」と思うことを積極的にやること。例えば、嶋をレギュラーシーズンのように9番に置くのではなく、6番か7番に上げてはどうか。嶋は打率こそ高くないが、いやらしさと意外性を持った右打者。茂木、ペゲーロ、ウィーラー、アマダー、銀次らの後に嶋が続いた方が、島内や岡島ら左打者よりも、雄星はナーバスになると思う。また状況次第では、意外性と足があるオコエの起用も面白いかもしれない。

 戦術面では、走者が出れば、ペナントレース最終戦で試したようなバント、スクイズ、エンドランなど小技での揺さぶりも試みるべきだろう。

 第1戦先発が予想されるエース・則本には、特に言うことはない。本来の力を発揮すれば、結果は付いてくる。最後に、梨田監督ら首脳陣には、後手を踏まず、積極的な采配や選手起用を期待したい。その姿勢が勝機を引き寄せる。(元楽天投手、スポーツコメンテーター)

東北版楽天コラム
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