【侍ジャパン】中日・又吉、1イニングを無失点 稲葉監督「大事なところ任せられる」

2017年11月13日20時3分  スポーツ報知
  • 8回から登板した6番手の又吉

 ◆練習試合 日本代表6―0西武(13日、宮崎・SOKKENスタジアム)

 侍ジャパンが7投手の完封リレーで、稲葉監督に初勝利をプレゼントした。オーバーエージ枠で招集された中日・又吉克樹投手(27)は、6番手として8回の1イニングを1安打無失点。16日に開幕する「ENEOSアジアプロ野球チャンピオンシップ2017」(東京ドーム)へ、セットアッパーとして仕上がりの良さをアピールした。

 兄貴分の貫禄を見せた。「一番はゼロ(無失点)で帰って来られたこと」とサイド右腕。特に手応えを感じたのは、結果的にはテキサス性の左前安打になったが、2死一塁から左打者の水口を内角の直球で力ない飛球に仕留めた場面だ。「左打者を詰まらせられるメドが立ちました」と胸を張った。

 ソフトバンク・甲斐拓也捕手(25)とバッテリーを組むのは初めて。それでも「甲斐に『いつもの配球でやってくれ』と言いました。終わってからは『もっとこうした方が良かった』という話をしました」と息の合った様子をうかがわせた。そして「(お互いに)4年かけて日の丸を背負うことになるとは思わなかったです」と感慨にふけった。

 2013年、又吉は四国IL香川に所属。ソフトバンク3軍の定期交流戦で、小柄ながら鉄砲肩で走者を刺す捕手の姿に目を奪われた。それが甲斐(当時の登録名は拓也)との出会いだ。「それからものすごい努力をして(ソフトバンクの)正捕手の座をつかんだ。そういう選手とジャパンでバッテリーを組めるのは光栄なこと。負けてられないですね」。5日間の宮崎合宿で同じ釜の飯を食い、さらにモチベーションがアップした様子だった。

 稲葉監督も全幅の信頼を寄せた。「7、8回は石崎と又吉だと感じた。又吉は7回でも『ちょっと行ってくれ』というケースも出てくると思う。そこは本人にも伝えてある。みんな信用しているが、特に又吉はオーバーエージで呼んでいる。大事な場面を任せられるかな」。2020年の東京五輪へとつながる国際舞台で、竜のセットアッパーが躍動する。

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