【ヤクルト】“喜界島のバレンティン”原泉が引退へ「今がケジメをつける時」

2017年12月1日5時50分  スポーツ報知
  • 原泉

 10月にヤクルトから戦力外通告を受けていた原泉外野手(25)が、現役引退の意思を固めたことが30日、分かった。喜界高―第一工大を経て、14年ドラフト7位で入団。今季は2軍戦でチーム3位の11本塁打を放ったが、プロ入り3年間で1軍出場はかなわなかった。

 原泉は、11月15日の12球団合同トライアウト(マツダ)に参加。4打席で2安打を放ったが、現時点でNPB球団から声はかかっていない。クラブチームからは熱心に誘いを受けていたが、この日までに両親らと相談を重ね、決断を下した。「正直、まだ野球をやりたい気持ちはあります。でも、現実を受け止めないといけないとですし、将来のことも考えると、今がケジメをつける時だと思いました。大好きなヤクルトで3年間学んだことを、今後の人生にいかしていきたいです」と明かした。

 来年からは地元・鹿児島に帰り、公務員試験に向けて専門学校に通う予定。将来は「野球に関わっていたいですね」と指導者などを目指し、生まれ育った喜界島に恩返しする考えだ。190センチ、100キロの大きな体。豪快なスイングから放たれる飛距離抜群の打球は、魅力にあふれていた。“喜界島のバレンティン”と呼ばれた未完の大器が、静かにユニホームを脱いだ。

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