阪神・岩田、ゴールデンスピリット賞受賞「岩田稔基金」創設へ

2017年12月7日13時3分  スポーツ報知
  • トロフィーを誇らしげに見つめる岩田(カメラ・橋口 真)
  • 岩田は笑顔で長嶋終身名誉監督と握手する

 阪神・岩田稔投手(34)が7日、ホテルオークラ東京で行われた報知新聞社制定「第19回ゴールデンスピリット賞」の表彰式に出席した。同賞はプロ野球人の社会貢献活動を表彰するもので、岩田は自身も闘う1型糖尿病の研究基金に09年から1勝につき10万円を寄付。患者と家族の約400人を球場に招待してきた地道な活動が評価された。

 黒のジャケットにちょうネクタイ姿で表彰式に現れた左腕は「なかなかこういう活動を評価して頂けることはない。すごくうれしいです」と頭を下げた。1型糖尿病患者の小学生から寄せ書きのパネルを贈られると、顔をほころばせながら、感激した様子を見せた。

 受賞式ではノーベル賞受賞者で京都大学IPS細胞研究所の山中伸弥所長がスクリーンに登場。「苦しんでいる患者さんを支援されていることは本当に素晴らしいし、敬意を表します。新しい治療を届けることができるように、日々努力を続けていきたい」とビデオを通じてメッセージを送られると、サウスポーも「1日でも早くというのが患者の思いです」と願いを込めた。

 今回の受賞をきっかけに、岩田は「岩田稔基金」の創設を決断。詳細は未定だが、糖尿病患者の支援を幅広く継続していく方針だ。「プロ野球選手になった時も言ったんですけど、僕しか1型糖尿病の患者はいない。絶対に崩れられない。僕の頑張っている姿を見せることができればいい」と、さらなる飛躍を誓っていた。

 ◆岩田 稔(いわた・みのる)1983年10月31日、熊本県生まれの大阪府育ち。34歳。大阪桐蔭高から関大を経て、05年ドラフト希望枠で阪神に入団。3年目の08年にプロ初勝利を挙げるなど10勝(10敗)をマーク。09年にはWBCに出場し、世界一を経験。プロ12年間で172試合に登板し、56勝72敗、防御率3・25。179センチ、94キロ。左投左打。

 スポーツ報知HPでは表彰式の模様を動画で公開中です。

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