【ロッテ】井口政権初の助っ人野手獲得 メジャーで13年21発のドミンゲス

スポーツ報知

 ロッテが、今季Rソックス傘下3Aポータケットでプレーしたマット・ドミンゲス内野手(28)を獲得することが24日、分かった。現地で複数のメディアが1年契約に合意したと報じた。先発候補のボルシンガー、オルモスに続き、井口新体制で初めての助っ人野手獲得となる。

 ドミンゲスはメジャー通算42本塁打を誇る右の中距離打者。うち最多タイの3発を通算20打数6安打と相性のいいダルビッシュから放っている。アストロズで13年に21発、14年に16発を放つも、今季はメジャー昇格なし。ポータケットで116試合に出場し、打率2割6分4厘、16本塁打、67打点ながら、三振率が低く、コンタクトがうまいのが持ち味だ。本職の三塁守備は堅実さに定評があり、一塁もこなす。

 今季のロッテはパラデス、ダフィーが不振を極め、途中加入のサントスとともに1年限りで退団。阪神入りしたロサリオ、日本ハム入りしたアルシアをはじめ、大砲候補に関心を示し、ドミンゲスも候補に入っていた。今後は抑え投手の獲得も目指す方針だ。

 ◆マット・ドミンゲス(Matt Dominguez)1989年8月28日、米国カリフォルニア州生まれ。28歳。チャッツワース高から07年ドラフト1巡目(全体12番目)でマーリンズ入り。11年にメジャー初出場。アストロズ、ブルージェイズを経て、今季はポータケットでプレーし、11月にFAとなった。メジャー通算362試合で打率2割3分1厘、42本塁打、152打点。188センチ、99キロ。右投右打。

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