【ソフトバンク】WBCで菅野撃ちのキューバ大砲グラシアル獲得へ

2017年12月30日5時0分  スポーツ報知
  • 3月のWBC、日本戦で菅野(左)から2ランを放ったキューバ代表のグラシアル

 ソフトバンクが新外国人として、キューバ代表のユリスベル・グラシアル内野手(32)の獲得に乗り出していることが29日、分かった。

 右打ちの強打者のグラシアルは今年のWBCで、元巨人・セペダ、ソフトバンクのデスパイネらとキューバ打線の中軸を担った。実力を見せつけたのが3月14日の2次ラウンド、日本戦(東京D)。日本球界を代表する右腕、巨人・菅野のスライダーを見事に捉え、左翼席に2ランを運んだ。

 ソフトバンクは2年ぶりに日本一を奪回したが、正三塁手の松田が来年5月で35歳になる。グラシアルを獲得すれば、松田を刺激し、チーム内の競争が活性化する。また、グラシアルは内、外野の全ポジションの経験があり、ほかのポジションでの起用も検討される。さらに、チームの外国人枠争いも激化。サファテ、デスパイネ、バンデンハークが当確だが、残る1枠をリリーフのモイネロ、スアレスと競争することになりそう。いずれにせよ、他球団がうらやむ潤沢な陣容が整う。

 球団の渉外担当者がキューバに滞在中。キューバ国内リーグでプレーしているグラシアルをチェックしている。キューバ政府との交渉になるため、球団は長期化も覚悟。獲得が実現しても、デスパイネとともに来年2月の宮崎キャンプ合流が遅れることも想定している。デスパイネ、モイネロ、“キューバの大谷”と称される投打二刀流の育成のコラスに続くキューバ選手の獲得へ。効果的に戦力を強化するだけでなく、キューバ政府とのパイプをいっそう強めることにもなりそうだ。

 ◆ユリスベル・グラシアル(Yurisbel Gracial)1985年10月14日、キューバ生まれ。32歳。国内リーグのマタンサスで2009年からプレー。17年はカナダの独立リーグに派遣された。17年WBC代表。185センチ、82キロ。右投右打。

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