【DeNA】筒香、来季は開幕3番 ラミレス監督が明言

スポーツ報知
DeNA・筒香 

 DeNAのアレックス・ラミレス監督(43)が30日、筒香嘉智外野手(26)を来季も主将に指名するとともに、今季中盤から67試合で起用した3番に据えて開幕を迎える構想を明かした。

 20年ぶりのリーグ優勝へ向け、指揮官が自慢の最強クリーンアップトリオの打順プランを披露した。「今、考えているのは、シーズン序盤は筒香を3番に置くのが理想かなと。4番・ロペス、5番・宮崎という並びでいこうと思っています」。シーズンの最後5試合からCS、日本シリーズを戦い抜いた本来の4番ではなく、3番で開幕するというのだ。

 その理由を「彼が3番だと、すごく生産性が高いというか非常に数字を出してくれると思うので」と説明。今季は6月30日の巨人戦(宇都宮)から3番に座り、67試合で打率2割8分8厘、15本塁打、50打点。それに対し、4番では72試合で打率2割8分1厘、13本塁打、44打点だった。さらに、3番での得点圏打率4割6厘は、4番での2割6分を大きく上回っている。

 さらに「彼には、来年も主将だという話もしました」と明かした。15年に23歳の若さで主将に就任してから3年が経過したが、侍ジャパンの4番に成長した筒香に引っ張られるようにチームも確実に変わりつつある。絶大なリーダーシップを誇る主将とともに、頂点を目指す。(片岡 泰彦)

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