楽天の星野仙一副会長が死去

スポーツ報知
亡くなったことがわかった星野仙一氏

 楽天・星野仙一副会長が亡くなったことが6日、分かった。70歳だった。

 星野氏は1947年1月22日、岡山・倉敷市生まれ。倉敷商から明大に進み、68年ドラフト1位で中日に入団した。現役時代は闘志をむき出しにして打者に立ち向かうマウンドさばきで、82年の現役引退まで通算146勝121敗34セーブ。特に巨人戦には強く、35勝(31敗)を挙げた。

 87年に中日の監督に就任すると、2年目の88年にリーグ優勝。91年シーズン終了後に一度は退任するも、96年から復帰し、99年に再びリーグ優勝に導いた。2002年からは阪神の監督に就任し、2年目の03年に優勝。11年からは楽天の指揮官となり、13年に球団史上初の日本一に。監督通算17年間で3チームを計4度リーグ制覇を経験し、1181勝1043敗53分けだった。

 選手をどなりつけることも珍しいことではなく、ついた愛称は「闘将」。08年には北京五輪日本代表の監督も務めた。

 昨年1月にはエキスパート表彰で野球殿堂入り。同年11月28日には都内のホテル、12月1日には大阪市内のホテルで「野球殿堂入りを祝う会」が開催され、ソフトバンク・王貞治会長や巨人・高橋由伸監督など計2000人以上が集まっていた。

野球

×