【中日】大野奨はドラゴンズ愛!盟友・谷元は○○愛?…宮古島自主トレ公開

スポーツ報知
キャッチボールする大野奨(奥)

 日本ハムから中日にFA移籍した大野奨太捕手(30)と、昨年7月まで日本ハムでもチームメートだった谷元圭介投手(32)が11日、沖縄・宮古島で自主トレを公開した。大野奨は少年時代から大好きだったドラゴンズへの愛を強調。一方、谷元は女房役への愛を熱く語った。

 2008年ドラフトの同期入団バッテリーはラブラブだ。先月は大野翔が1年目オフから通う鳥取市のトレーニング研究施設「ワールドウィング」に、谷元も初訪問してタッグを結成。宮古島もFA捕手は2度目だが、救援右腕は初上陸だ。5日から温暖な南の島で自主トレを開始し、この日は2人で約50メートルのキャッチボール。大野奨は昨年10月に受けた右肘クリーニング手術の影響を感じさせない投げっぷりで「徐々に距離も投げる量も増えています」と笑顔を見せた。

 大野奨は岐阜、谷元は三重と、中日のお膝元・東海地方出身。ともに幼い頃から根っからの竜党だった。今季のスローガンの一部に採用されている「ドラゴンズ愛!」とは何かと問われた扇の要。「立浪さんのファンで、ナゴヤ球場で紙吹雪を飛ばしていた記憶があります。『ずっと好きでいたい』と思ってくれる球団を目指したい」と熱い口調で訴えた。

 セットアッパーも昨年オフに国内FA権を封印して2年契約を締結。「ここで骨をうずめるべきかな」と「生涯ドラゴンズ」を誓った。金銭トレードで昨年途中から憧れのユニホームに袖を通したが「力み倒した」と18試合0勝1敗6ホールド、防御率6・00と本来の力を出せなかった。しかし「彼(大野奨)が入ったことで楽になることもあると思う。明るそうにしているし、本人の中で手応えがあると思う」と“恋女房”にゾッコンの様子。相思相愛バッテリーが、Aクラス進出を狙う竜のキーパーソンになりそうだ。

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