【阪神】野球殿堂入りの金本監督、星野さんに「選ばれました、という報告をしたかった」

スポーツ報知
野球殿堂入りに決まった原辰徳さん(左)と阪神の金本知憲監督(右)は亡くなった星野仙一さんのレリーフと写真に納まる

 阪神・金本知憲監督(49)は、プレーヤー表彰から松井秀喜氏とともに、資格1年目で殿堂入りを果たした。91年ドラフト4位で広島に入団し、00年には打率3割1分5厘、30本塁打、30盗塁で史上7人目のトリプルスリーを達成。02年オフにFA宣言すると、阪神移籍1年目の03年に18年ぶりのリーグ優勝に貢献するだけでなく、12年には1492試合連続フルイニング出場の世界記録を打ち立てた。

 恩人として慕い、今月4日に亡くなった星野仙一さん(享年70)の1年後に殿堂入り。「本当に僕でいいのかな…と正直に思います。殿堂入りという賞をいただいたことでホッとせずに、野球界の発展のためにも頑張っていこうと思います。去年、星野さんが選ばれて、入れ替わるように自分が。選ばれました、という報告をしたかった。残念です。本当に…。もう70歳でかなり丸くなられているので、おそらく優しい言葉をかけていただけたかな、と思います」と優しい笑みを浮かべていた。

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