【広島】新井、金本監督にかつがれた「ホームラン1本分の出来高払え!」

スポーツ報知
MBSテレビ「痛快! 明石家電視台」の収録に臨んだ新井らカープナイン(選手は左から石原、菊池、新井)

 広島・新井貴浩内野手(40)、菊池涼介内野手(27)、石原慶幸捕手(38)が15日、大阪・MBSテレビ「痛快! 明石家電視台」の収録に臨み、「実際どうなん!? 広島カープ」と題し、様々なエピソードを披露した。

 新井は「今思い出しても辛い大失敗」のテーマで新人時代のボーンヘッドを告白した。99年9月14日のヤクルト戦(広島)で一塁走者だった場面。ディアスの左翼最前列に飛び込んだ本塁打を左飛と勘違いし、一、二塁間から逆走。打者走者のディアスとすれ違ってしまい、幻のアーチとなった悪夢を振り返った。

 「帰らないといけないと思って戻ったら、フワッと影(ディアス)が通ったんです。金本監督も当時はカープの選手だったんですけど、試合後に『ディアスは出来高をやっているんだ。ホームラン1本分の出来高払え!』と言われて、謝りにいったら、ディアスは『何のことだ』と。金本監督の嘘だったんですね」と苦笑いを浮かべた。

 番組には、チームを支える玉山スコアラー、上野打撃投手も出演。新井は収録後に「裏方さんも含めて楽しい子が多い。みんな仲が良いんで。日常会話をテレビでしているような感じでした」とアットホームなカープの雰囲気を強調した。関西ローカルで2月5日の午後11時58分から放送される。

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