【楽天】星野チルドレン銀次&島内「今年は必ず優勝しないといけない」

スポーツ報知
フリー打撃をする銀次

 楽天・銀次内野手(29)と島内宏明外野手(27)が16日、恩師への熱い思いを明かした。沖縄県内で自主トレを公開。4日にすい臓がんのため死去した星野仙一副会長(享年70)が特にかわいがっていた2人が、今季への決意を新たにした。

 銀次「まだ信じられない。恩人でもあるし、親に近いものがあった。今年は星野さんがいると思ってやりたい。星野さんのためにも今年は必ず優勝しないといけない」

 島内「あの人が僕のことを、楽天に入れてくれた。その分、もっともっと活躍しないといけない」

 銀次は星野副会長が楽天監督に就任した11年から我慢強く起用し、13年に3割1分7厘で日本一に貢献。島内は闘将と同じ明大から、11年のドラフト6位で入団した。「星野チルドレン」筆頭格の2人。今季に懸ける思いは人一倍だ。

 昨季はともに初の全試合出場。2年連続で達成すればチーム史上初となる。今月上旬から汗を流す沖縄ではすでに、ロングティー打撃でともにサク越えを連発し、順調な仕上がりを披露。銀次が「目標は打率3割3分。200安打も打ちたい」と鼻息を荒くすれば、島内も「ここまでは状態はいい」と続いた。闘将の思いを受け継ごうと、言葉に力がこもっていた。(安藤 宏太)

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