【阪神】金本監督、経験あるロサリオ加入で捕手2人制プラン リリーフ8人体制へ

スポーツ報知

 阪神・金本知憲監督(49)が16日、捕手経験のあるウィリン・ロサリオ内野手(28)の新加入により、1軍ベンチ枠(25人)を捕手2人制で臨むプランを明かした。昨季は主に7人で回したリリーフ投手を8人体制にすることで、リーグ屈指のブルペン陣がさらに盤石となる。

 ロサリオは「4番・一塁」が予定されているが、ロッキーズ時代には2012年から3年間、正捕手を務めた。昨年12月には、ドミニカ共和国でのウィンターリーグでも捕手で出場。指揮官は「万が一のときに捕手ができるのは心強い。捕手の代わりに投手をひとり増やせる。中継ぎ8人」と、新助っ人の捕手としての能力にも期待を寄せた。

 昨季はプロ野球史上初めて、5人が60試合以上登板とフル回転した虎のリリーフ陣。ロサリオ効果の「1枠増加」は大きなプラス材料だ。(島尾 浩一郎)

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