【楽天】今江、星野副会長に恩返しの3つの誓い「初心に戻って頑張る」

スポーツ報知
ティー打撃をする今江

 楽天・今江年晶内野手(34)が17日、沖縄県内で自主トレを公開し、4日に亡くなった星野仙一副会長(享年70)に「恩返しの3つの誓い」を立てた。

 〈1〉レギュラー奪取 闘将に口説かれ、15年オフにFA移籍。だが、度重なるケガで2年連続で出場が100試合にすら達していない。定位置を狙う一、三塁にはベストナインを受賞した銀次、ウィーラーが君臨するが「全試合に出るつもりで、初心に戻ってレギュラーをとる気持ちで頑張る」。

 〈2〉絶対優勝 昨季は8月中旬まで首位を走りながら終盤に失速して3位。5年ぶりの日本一を奪還すべく「星野さんが亡くなって、優勝しなさいよといっているようなもの。目に見えない力は絶対にある。熱い思いを受け継いでしっかり戦えればいい方向に行く」と闘将魂を継承する。

 〈3〉打倒・稼頭央 PL学園高の先輩でもある松井稼が西武へ移籍。昨季は2位を争ったライバル球団で、グラウンドを離れても慕っていただけに「成長した姿を対戦したときに見せたい」と意気込んだ。

 この日はティー打撃やランニングなどで汗を流した今江。「楽天に移籍して2年間何も恩返しが出来ずに申し訳ない気持ちなので、で今年こそはという気持ち」と気合は十分だ。(安藤 宏太)

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