【日本ハム】清宮、サイ・ヤング賞右腕グリンキーを英語で直撃プラン「会ってみたい」

スポーツ報知
ファーストミットでキャッチボールを行う清宮

 日本ハムのドラフト1位・清宮幸太郎内野手(18)=早実=が17日、現役メジャーリーガーを直撃するプランを明かした。この日、春季キャンプは米アリゾナでの1軍スタートが決定。Dバックスの施設を使用することについて「グリンキーとかいるんですかね? 会ってみたい。ちょっと(英語で会話が)できればいいですね」。メジャー通算172勝を誇る09年のサイ・ヤング賞右腕との対面を心待ちにした。

 日程的にもチャンスはある。Dバックスの全体練習は2月19日からだが、バッテリー組は同14日からスタート。日本ハムも同14日までキャンプを行うため、グリンキーや同球団で球団代表付特別補佐を務めるランディ・ジョンソン氏(54)と遭遇する可能性も十分ある。

 絶好の機会を逃さないために、早実の授業で使用した英語の参考書も「もちろん持っていきます」と宣言。「目指すべきところはどこなのか。やっぱり行きたいと思うと思うので、そういうものをしっかりと感じられたら」と、将来的なメジャー挑戦へ向けてイメージを膨らませている。

 この日は、室内での打撃練習などで調整。高卒新人野手では08年の中田以来、今年の新人では唯一の1軍帯同に対する責任感も口にした。「選ばれていくわけですし、相応の活躍というか、プレーやしぐさが大事になってくる」。覚悟を胸に、怪物スラッガーが米国での生存競争に臨む。(小島 和之)

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