【ロッテ】井口監督「昭和49年会」発足 松井、黒田、岩瀬…名選手ズラリ

スポーツ報知
ロッテ・井口監督

 ロッテの井口資仁監督(43)が17日、昨年12月に「昭和49年会」を発足させていたことを明かした。「これからイベントなど同年代でいろいろとやっていこうとなった」と説明。昨オフに都内で食事会を開催し、同世代の14人の元プロ野球選手らが集結。幹事の楽天・部坂打撃投手を中心に“発足式”を行い、早くも来年1月に野球教室を開催するなど準備を進めていくことを決めた。

 井口監督が「“大輔(松坂)世代”と言われてるけど、うちらも結構(実績のある選手が)いるんですよ」と話す通り、巨人、ヤンキースなどで日米通算507本塁打を放ち野球殿堂入りした松井秀喜氏、日米通算203勝の黒田博樹氏(元広島、ドジャースなど)、日米通算234セーブのロッテ・小林雅英投手コーチ、現役では通算404セーブの中日・岩瀬もいる。日米通算2254安打の指揮官自身も含め、元大リーガーや名球会選手ら、そうそうたるメンバーがそろう。

 井口監督は史上最年少の43歳7か月で殿堂入りとなった松井氏に「同級生の中では別格。(殿堂入りは)非常にうれしい。秀喜も入れてみんなでやっていきたい」とラブコールも送った。既にLINEのグループには約40人が加入。密に連絡を取り合い、球界発展に尽力していく。(長井 毅)

 ◆主な●●世代

 ▽イチロー世代(昭和48年度生まれ)マーリンズからFAとなっている日米通算4358安打のイチローを筆頭に、ヤクルトやドジャースなどで日米通算182勝の石井一久氏、“ハマの番長”こと元DeNAで通算172勝の三浦大輔氏、日本ハム、巨人、中日で通算2120安打の小笠原道大(中日2軍監督)ら。

 ▽松坂世代(昭和55年度生まれ)横浜高で春夏連覇を達成した松坂(前ソフトバンク)を筆頭に人材豊富で、100人近い選手がドラフトでプロ入り。現役では巨人・杉内、ソフトバンク・和田、日本ハム・実松、ヤクルト・館山、オリックス・小谷野、昨オフ巨人を戦力外となった村田らがいる。

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