【楽天】近藤、岩見らルーキー5人1軍スタート「見ていいところを盗んでいけたら」

スポーツ報知
初めて捕手を座らせてピッチングをした近藤

 来月1日から春季キャンプ 楽天は18日、楽天生命パーク内でスタッフ会議を行い、新人5選手のキャンプ1軍スタートが決まった。ドラフト1位の近藤弘樹投手(22)=岡山商大=、同2位の岩見雅紀外野手(23)=慶大=、同3位の山崎剛内野手(22)=国学院大=、同4位の渡辺佑樹投手(22)=横浜商大=、同7位の寺岡寛治投手(25)=BC石川=の5選手が、1軍からスタートを切る。

 順調にメニューを消化する新人たちに、梨田昌孝監督(64)は目を細めた。初日に続く2度目の視察で、近藤、渡辺佑、寺岡のブルペンなどを確認。その後、スタッフ会議を終えた指揮官は「ルーキー5人は、僕と同じ(1軍)宿舎になります。寺岡は球の強さがあったし、近藤も球に重さ、力強さがあった」と期待を寄せた。

 近藤は「2月1日に合わせられるようにしたい。(1軍は)則本さんとか、そうそうたる投手陣。見ていいところを盗んでいけたら」。寺岡も「初っぱなからアピールしたい」と1軍キャンプへ表情を引き締めた。昨季は新人6選手がキャンプ1軍スタート。森原、菅原、高梨の3投手が開幕1軍を果たし、開幕ダッシュに貢献した。今季も新たな力が、チームを押し上げていく。(山口 泰史)

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