【中日】イチロー獲り名乗り!正式オファー済み、森監督「話は進めている」

2018年1月19日6時0分  スポーツ報知
  • 91年3月のセンバツ大会、松商学園戦に出場した愛工大名電時代のイチロー

 中日が、マーリンズからFAになったイチロー外野手(44)の獲得を目指して、正式にオファーしていたことが18日、分かった。森繁和監督(63)が「話は進めている」と語り表面化した。日本球界復帰の場合は、古巣のオリックス復帰が最有力とみられているが、愛知出身のスーパースターが地元球団に電撃入団する可能性も急浮上した。

 衝撃発言が飛び出した。所用でナゴヤ球場を訪れた森監督が、日本球界復帰がささやかれ始めたイチローについて問われると「話は進めてあります。先のことは分かりませんが」とだけ話し、タクシーに乗り込んだ。短いながら、獲得に向けてアクションを起こしていることを明言する形となった。

 森監督の発言に、球団も呼応した。球団首脳は「調査していることは間違いない。(正式オファー?)監督が『進めている』というのなら、そういうことになる」と話し、具体的な金銭提示を済ませていることもにおわせた。イチローは愛知県豊山町出身で愛工大名電で甲子園にも出場した地元の星。日本球界復帰となれば古巣オリックスへ、との動きに素早く対抗する形になった。

 昨年11月、マーリンズがイチローとの契約を更新しないと発表した直後は、西山球団代表が「彼はメジャー(の他球団)に行くんじゃないの」と獲得に否定的だった。しかし米のFA市場が予想以上に停滞し、MLB各球団の反応が44歳と大ベテランの域に達したイチローに対して薄い現状、中日は日本球界復帰の可能性もあると判断。オファーへとかじを切った。

 イチローの昨季年俸は200万ドル(約2億2000万円)。移籍したゲレーロには移籍先の巨人と同額の2年総額8億円程度を提示しており、獲得への資金に問題はない。代名詞の背番号「51」は現在は昨季の新人王・京田が背負っているが、京田は「将来的には1ケタをつけてみたい」と話しており、空いている「7」などへの変更も快諾するとみられる。

 「50歳までプレーしたい」というレジェンドに、山本昌が50歳まで現役生活を送った実績もアピールの材料になりそう。イチロー自身も少年時代は中日ファンだったといわれ、オリックス3年目の94年には、勝った方がリーグ優勝となる伝説の「10・8」中日・巨人戦(ナゴヤ)をスタンドから生観戦している。日本球界復帰なら古巣オリックスか地元・中日か。水面下での争奪戦が、一気にヒートアップしてきた。

 ◆中日の外野布陣 昨季開幕戦は中堅・大島、右翼・平田、左翼・遠藤。平田、大島がシーズン途中に負傷で離脱したこともあり、三塁だったゲレーロが左翼に入った。ゲレーロは巨人に移籍したが、新たに獲得したソイロ・アルモンテとスティーブン・モヤは外野手。中堅・大島を軸に平田、遠藤を加えたレギュラー争いになりそう。

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