【西武】山川、目標はソフトバンク・柳田級の「OPS10割」

スポーツ報知
自主トレを公開した山川(右)と山田

 西武第二で自主トレを公開した西武・山川穂高内野手(26)が18日、ソフトバンク・柳田級の「OPS10割」を目標に掲げた。OPSは出塁率と長打率の合計で、相手から警戒されるロングヒッターの証し。23本塁打の昨季も10割8分1厘だったが、規定打席不足だった。「まず試合に出ること。その上で全打席フルスイングして(OPSを)意識したい」と正真正銘の大台突破を目指す。

 打率、本塁打、打点の3部門の数字は「考えたくない」と首を振った。ただ、OPSについては「自然と打率も長打も意識すると思うので、僕の場合はいい」と力説した。

 9割台で優秀とされる中、昨季の10割到達者は、12球団を通じてソフトバンク・柳田(10割1分6厘)のみ。メジャーでも、10割7分1厘のトラウト(エンゼルス)ら5人だけだ。「プロに入ってから気にしてきた」というOPS。110キロの巨体には、大きな野望こそふさわしい。(今井 真之)

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