【広島】赤松、2月中の実戦復帰に意欲 胃がんで昨年1月に摘出手術

スポーツ報知
広島・江田島市で野球教室に参加した赤松

 胃がんからの復活を目指す広島・赤松真人外野手(35)が21日、2月のキャンプ中の実戦復帰に意欲を見せた。

 昨年1月にがん摘出手術を受け、7月からリハビリに取り組んできた赤松。キャンプは2軍スタートだが、手術後初めて全体練習に参加する。「(全メニュー)やる予定です。ついていけるのなら第1、2クールで(状態を)上げていって、実戦に入る準備をしたい」と青写真を明かした。

 2軍は2月下旬に日南で練習試合を予定しており、赤松は代走での出場を志願している。「チームに求められているのは走力と守備。一発目で走れるかどうか」。走り屋としての闘争本能は衰えていない。脚力のブランクが心配されるが「盗む技術でごまかしは利く」と言い切った。

 この日は広島・江田島市内で野球教室に参加。野球少年や保護者から「おかえりなさい」と熱烈な歓迎を受けた。「人と触れあえることに感謝して、早く復帰して恩返ししたい」。“ただいま”と答えるのは、マツダのグラウンドを駆けてからだ。(表 洋介)

野球

×