【阪神】ドラ3熊谷、ベースランニングは“尚広級”

スポーツ報知
熊谷はベースランニングで快足ぶりを見せる

 阪神のドラフト3位・熊谷敬宥(たかひろ)内野手(22)=立大=が“尚広級”の健脚をアピールした。22日、鳴尾浜での新人合同自主トレで走塁練習に取り組み、即戦力らしいスピードと技術を披露。立大時代はベースランニングのタイムが13・8秒だったことを明かした。

 ベースランニングは一般的に14秒を切れば速いとされる。代走の切り札として通算228盗塁を記録した元巨人・鈴木尚広氏の13・3秒に迫る俊足だ。「常に次の塁、次の塁を目指している」と向上心は高く、昨季パ盗塁王の日本ハム・西川の走塁を教科書にしている。「ベースの回り方がすごくうまい」と動画での研究を欠かさない。

 19日に指導した陸上200メートル障害アジア記録保持者の秋本真吾氏も「まだ速くなる」と太鼓判。ダイナミックな走塁を武器に、二遊間のレギュラー争いに挑む。(長尾 隆広)

 ◆熊谷 敬宥(くまがい・たかひろ)1995年11月10日、仙台市生まれ。22歳。仙台育英高で2年夏から3季連続で甲子園に出場。立大では主将を務め、昨年の大学選手権で優勝。同年ドラフト3位で阪神入団。173センチ、70キロ。右投右打。独身。年俸1000万円。

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