【中日】福田、松坂とは横浜高3年時にあいさつ「捕手やってます」に返答は…

スポーツ報知
練習の合間に笑顔を見せる福田

 中日の選手会長・福田永将内野手(29)が24日、横浜高の先輩で23日に入団した松坂大輔投手(37)=ソフトバンク=との思い出話を披露した。前日にあいさつした際には「よろしくお願いします」と言っただけだったが「緊張しました。小さい頃からのヒーローですから」と頬を紅潮させた。

 10歳当時に1998年夏の甲子園決勝をテレビ観戦して以来の“アイドル”。書店で同大会の総集編ビデオを購入し、VHSビデオがすり切れるほど「50回くらい見たッス」という。「あれで神奈川県は横浜高というイメージができた」とグレーのユニホームを着ることを目標にした。

 初対面は横浜高3年の2006年12月。福田は捕手として高校生ドラフト3巡目での中日入りが決まり、松坂はポスティング移籍でレッドソックス入りが決定したタイミングだった。福田が「キャッチャーやってます。中日に入ります」とあいさつしたところ、「じゃあ目標はヨシオだな…って、目標低っ!」というノリツッコミが帰ってきた。

 「ヨシオ」とは松坂が横浜高時代にバッテリーを組み、亜大、JR東日本を経て04年ドラフト8巡目で中日入りした大先輩・小山良男捕手(現スカウト)のこと。福田は苦笑いを浮かべるしかなかったという。

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