【楽天】則本、星野さん遺志継ぐ「野球普及もしていかないといけない」

スポーツ報知
小学校を訪問し、子供たちと笑顔で記念写真に納まる(右から)則本、ヤンキース・田中ら

 楽天・則本昂大投手(27)が24日、野球人気復活へ星野&マーの思いを受け継ぐことを約束した。この日、田中が主催する「MASAHIRO TANAKA BASEBALL SCHOOL」の一環で仙台市立六郷小を訪問。キャッチボールなどで児童と交流し「こういう活動は星野さんの遺志でもあると思う。選手は強い気持ちを持って、野球普及もしていかないといけないと思う」と熱く語った。

 子供の野球離れに大きな危機感を抱く。他のアスリートが積極的に子供と触れあう姿も目に入っている。「今は公園でキャッチボールができないとか、仕方ない部分もある。ただそれ以上に他のスポーツが精力的に活動を続けているからこそ、そこに負けないように子供たちのために何かしてあげられることがあると思う」。田中、星野副会長が訴える球場外での活動にも自然と賛同できた。

 3月の侍ジャパンの豪州との練習試合へも「いつになっても(代表に)選んでもらえる選手でいたいなと思う」。児童と5年ぶりの優勝を約束した右腕は「勝つことで子供たちを喜ばせたい」と力強かった。(安藤 宏太)

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