【楽天】松井裕樹、ドラフト引き当てた星野さんに感謝「絶対に優勝」

スポーツ報知
ランニングをする(左から)釜田、松井、藤平

 楽天・松井裕樹投手(22)と藤平尚真投手(19)が25日、4日に膵臓(すいぞう)がんで亡くなった星野仙一副会長(享年70)への思いを熱く語った。

 松井は星野副会長が監督を務めていた13年のドラフト1位で入団。ソフトバンク、日本ハム、中日、DeNAと5球団の競合となったが楽天・立花陽三社長が引き当てた。当時の光景を頭に浮かべた左腕は「くじを引いて当たったときの星野さんの笑顔というのは、今でも忘れられない。(1年目は)最初にストライクが入らないときも我慢して使ってもらったり、後半戦はローテで回してもらったりした。本当に星野さんが我慢して使って下さらなかったら今の自分もないと思っている。星野さんのためにも絶対に優勝するという気持ちは全員持っていると思う。心をひとつにして星野さんのためにもチャンピオンフラッグをつかみ取れるようにしたい」と決意を新たにした。

 藤平は横浜高から16年のドラフト1位で入団。新人だった昨年、序盤はファーム生活が続いていたが、星野副会長は藤平が登板したイースタン・リーグを試合をわざわざ視察しに行くなど気にかけていた。関わったのは1年間だけだったが「星野さんにすごく期待してもらった。自分の中でも短い期間だったけど、特別な存在だった。今年は星野さんのために頑張ろうという気持ちもある」と誓った。

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