【オリックス】ドラ2K―鈴木、伝説スライダーを披露

2018年2月14日7時0分  スポーツ報知
  • シート打撃で登板したK―鈴木

 オリックスのドラフト2位・K―鈴木投手(24、本名・鈴木康平)=日立製作所=が13日、球史に残る伝説のスライダーを披露した。宮崎キャンプでフリー打撃に登板し、決め球のスライダーで打者4人から2奪三振。視察したロッテスコアラーから「伊藤智仁(現BCリーグ・富山監督)に近い」と評された。

 鋭い腕の振りから放たれたスライダーが打者の手元で大きく曲がり、バットに空を切らせた。K―鈴木は1四球を出したものの、鈴木昂と縞田から外へ逃げるスライダーで2奪三振。最速143キロの直球やシュートなども織り交ぜ、打者4人を無安打に抑えた。「真っすぐもシュートして、高めにも抜けていた」と反省が口をついたが、決め球は強烈なインパクトを残した。

 ロッテ・高木スコアラーは「スライダーは打者の手元で横に曲がってキレがある。伊藤智とまではいかないかもしれないけど、それに近い」と高く評価した。伊藤氏はヤクルトに入団した93年、7月までに7勝2敗、防御率0・91の成績を残し、実働3か月で新人王を獲得。横変化の高速スライダーは史上最高とも評されるキレ味を誇った右腕だ。この日対戦した縞田が「手元で大きく変化した」と目を丸くすれば、山田久志臨時コーチも「曲がりが大きい」とお墨付きを与えた。

 フリーで見せた能力の高さに福良監督は「良かった。(起用は)実戦を見て適性を見ていきます」と期待。フリー登板後、ブルペンで山田氏の指導を受けながら約70球を投じたK―鈴木は「(スライダーを)もっと磨かないと。(伊藤智氏を)超えていかないと」と高い向上心をのぞかせた。(原島 海)

 ◆K―鈴木(けー・すずき、本名・鈴木康平=すずき・こうへい)1994年1月21日、千葉県生まれ、24歳。千葉明徳高から国際武道大、日立製作所を経て17年ドラフト2位でオリックス入り。同じ読みの鈴木昂平内野手がいるため、「K―鈴木」の登録名に。直球の最速は151キロ。186センチ、88キロ、右投右打。年俸1200万円。背番号30。

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