【楽天】森、DeNA今永フォームでローテ入りだ 3回0封も「気が抜けない立場」

2018年2月15日6時30分  スポーツ報知
  • 3回を無失点に抑えた楽天の先発・森

 ◆練習試合 楽天5―3韓国・KIA=特別ルール=(14日、沖縄・金武町)

 楽天は14日、沖縄・金武で今季初の対外試合となる韓国・KIAとの練習試合を行った。先発した森雄大投手(23)は、3回を1安打無失点と好投。自主トレを共にしたDeNA・今永昇太投手(24)を参考にした新フォームで、制球面の不安が払拭され危なげなく投げ切った。2012年のドラフト1位で、期待されながら足踏みしてきた6年目左腕が、飛躍のきっかけをつかもうとしている。

 自信に満ちた表情で、森は思い切り左腕を振った。3回を1安打無失点、3奪三振の好投。「練習試合の開幕戦を任せてもらって、思い切っていこうと思った。ストライク先行で投げることができてよかった」。自然と右打者に食い込む真っスラ気味の直球を軸に、危なげなく投げ切った。

 大胆なモデルチェンジが奏功した。昨季終盤はセットで背中を丸めたフォームだったが、ワインドアップから左足で立ったときにも背筋を伸ばしたフォームに変更。DeNA今永を参考に、左足で立った際に一度目線を打者から切り、しっかり軸足に体重を乗せることを意識している。「キャンプはフォームを固めて、真っすぐでストライクを取ることがテーマだった」。実戦で成果を証明した。

 本格派左腕としての武器をあえて捨てた。プレートの一塁側を踏み、角度を生かして右打者の内角へ投げ込むクロスファイア。本格派左腕の特権ともいえるが、今季はプレートの踏み位置を三塁側に変えた。「一塁側を踏んでいたときは、右打者の内角は1点に投げないといけない感覚だった。今は右のインコースが真っ正面。そこから外のボックスに投げている感覚」。窮屈になっていた感覚が解消され、ストライク先行の投球に結びついている。

 梨田昌孝監督(64)も「投手では森が、右打者にやっかいなカット系のボールを投げていた。(制球面の)不安感もなくなったし楽しみ」と高く評価した。それでも「1試合、1試合、気が抜けない立場。ゼロで帰って来られてよかった」と表情を引き締めた森。結果を積み重ね、残り少ない先発枠を狙う。(山口 泰史)

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