【DeNA】山崎康、実践初登板…新魔球「スラーブ」に手応え

スポーツ報知
山崎康

◆練習試合 DeNA2-7サムスン(韓国)(15日・宜野湾)

 DeNAの守護神・山崎康晃投手(25)が15日、韓国サムスンとの練習試合(宜野湾)で実戦初登板。キャンプで取り組んでいる新球・スラーブも試投するなど、1回を無安打1奪三振で順調な仕上がりをアピールした。

 「打者が嫌がる“間”を作りたい」と挑戦中の新球は、カーブとスライダーの中間にあたる120キロ台。1死無走者での試投は2球ともボールとなったが「ちゃんと足元に行った。打者の反応も確かめることができた」と納得の軌道を描いた。直球はMAX145キロで「指にかかるボールが増えてきた」。最後の打者には、この日は封印する予定だった宝刀ツーシームを低めに沈め、空振り三振で締めくくった。

 「ここまでけがもなくやれているのが一番。やりたいことを試せている」という充実のキャンプは後半戦に突入。初実戦のハードルもクリアし「もっと精度を上げて、開幕までにレベルアップしたい」と意気込んだ。(星野 和明)

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