【中日】ドラ3高松、俊足で開幕1軍アピール「代走なら1年目から1軍で仕事できる」 

スポーツ報知
5回2死三塁、福田の中前打で生還した三塁走者の代走・高松(カメラ・関口 俊明

 中日のドラフト3位・高松渡内野手(18)=滝川二=が17日、巨人との練習試合(那覇)で俊足を生かして2得点とアピールし、開幕1軍の可能性が急浮上した。

 同点に追いついた5回無死二塁に代走として登場。1死後に福田の中前打で“プロ初得点”となる決勝の生還を果たすと、特別ルールで8回無死二塁でも代走で再登場。けん制悪送球の間に進塁し、続く石岡の右犠飛で、またホームを踏んだ。「自分が点に絡めてチームが勝利できたので良かった」と胸を張った。

 プロ最速レベルの一塁到達時間3秒53。「体ができてなくても代走なら1年目から1軍で仕事ができると思う」と言い切る18歳に応えて、森監督も「代走? そのために獲ったんだ。できることがあれば使わないとな」とニヤリ。

 高卒で開幕1軍切符となればチームでは2012年の高橋以来。「盗塁を決めれば評価が上がる。次は一塁の代走で出たいです」。体重65キロのスリムボーイがチャンスをつかみ取る。

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