【ソフトバンク】グラシアルが新入団会見から即練習に合流し快音連発「レギュラーを取りたい」

　ソフトバンクに新入団したジュリスベル・グラシアル内野手（３２）の入団会見が１８日、宮崎・生目の杜運動公園内のアイビースタジアムで行われた。

　「デスパイネやモイネロから人間関係のことや日本でのやり方。真面目にチームのために戦うとアドバイスをもらった」。昨シーズンはカナディアン・アメリカンリーグのケベックでプレーし９６試合出場、打率３割３分３厘、１３本塁打、６５打点。シュアな打撃に加え、昨年３月にキューバ代表として出場したＷＢＣ２次ラウンドの日本戦では巨人・菅野から本塁打を放つなど長打力も秘める。

　１７日に来日したばかりだが早速、別メニューながら練習に合流。３７スイングで１４本が安打性。持ち味でもある力強いライナーの打球を連発した。

　デスパイネ、サファテ、バンデンハーク、モイネロと外国人４枠は埋まっており、現状では“バックアップ要員”。「どのチームでも競争はある。全力で頑張ってレギュラーを取りたい」と下克上を誓った。