【阪神】ドラ4島田「1番・中堅」2度出塁で盗塁失敗も金本監督「失敗しないと覚えない」

スポーツ報知

◆練習試合 日本ハム0-0阪神=特別ルール=(18日・宜野座)

 阪神・ドラフト4位の島田海吏外野手(22)=上武大=が18日、鉄人流“失敗のススメ”から、再アピールを誓った。

 日本ハムとの練習試合に「1番・中堅」で先発出場し、3打数1安打1四球。2度出塁し、いずれも盗塁を企画したが失敗。「足でアピールできなかった」と悔やんだ。それでも金本監督から「失敗しないと覚えない」と助言されたルーキーは、試合後の練習ですぐに軌道修正を行うなど前を向いた。

 「蛇行しながら進んでいた」と、二塁に到達するまで一直線に走ることを再確認。その上で首脳陣からは、ベース近くでスライディングする必要性をアドバイスされたという。

 50メートル5秒8の俊足を生かすための打撃でも結果を出している。4打席目は「しっかりアジャストできた」と、日本ハム・田中豊が投じた149キロの直球に振りまけることなく中前へはじき返した。実戦が始まってから、4試合中3試合で安打を放っている。

 指揮官から「将来、レギュラーを取る」とお墨付きをもらった男は「改善し、反省しながら、次に生かせたら」と失敗を糧にして、レギュラー奪取へ進む。

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