【日本ハム】清宮、22日韓国サムスン戦で打者デビュー
日本ハム・清宮が22日の練習試合・韓国サムスン戦(赤間)で1打席デビューすることが19日、分かった。21日にフリー打撃を行い、状態が良ければ、翌22日に代打または途中出場か、スタメン出場で1打席限定で立つとみられる。
この日の午前は名護の室内で、ティー打撃などで計63スイング。「かなり順調です。ちゃんと体も反応できていた」と強度の上がった球を打ち返した。栗山監督は「順調に前に進んでいる」と笑顔だった。午後は練習試合・韓国KIA戦(金武)に帯同。実戦6試合目で初めて出場はなかったが、「元々、声は出すタイプ。これからも続けていきたい」と声を張り上げた。試合前には、球団OBでNPB歴代1位の通算3085安打記録を持つ張本勲氏と初対面。「喝とか、あっぱれと言ってるイメージ。(あっぱれと)言ってもらえるようにがんばります」とはにかんだ。
20日は休養日。「次のクールでは段階を上げたい。思いっきり外でフルスイングできたらいい」。打者デビューに向けて準備を整える。
◆清宮の経過
▽1月18日 トレーニング中のダンベルの時、手と手をぶつけて右手親指を負傷。
▽19日 キャッチボールと打撃練習を回避。都内の病院で、右手親指付け根(母指基節骨=きせつこつ)の骨挫傷と診断される。
▽22日 4日ぶりにキャッチボール再開。
▽26日 8日ぶりにスイング再開。
▽27日 ゴム製の緩衝材を右手親指につけ、9日ぶりに打撃練習再開。
▽28日 新人合同自主トレを打ち上げ、米アリゾナに出発。
▽29日(現地時間) 合同自主トレ初日、中田と一塁で内野ノックを受ける。打撃練習は回避。
▽2月10日(現地時間) 韓国KT戦で、6回から一塁の守備で実戦デビュー。打撃練習再開。素振りとティー打撃。
▽13日(現地時間) 韓国LG戦の7回無死一塁、代走で走者デビュー。
▽16日 米アリゾナから沖縄・名護入り。
▽17日 2次キャンプ初日。けが後初の正面近くから軽い上手投げの球を打つティー打撃を行う。