【中日】荒木、今季初実戦も失策&無安打「『足だけはいい』と言われる」

スポーツ報知
ハンファ戦に出場した荒木 (カメラ・小梶 亮一)

◆2軍練習試合 中日6―6韓国ハンファ(23日・読谷)

 中日の荒木雅博内野手兼任コーチ(40)が今季初めて実戦に出場。「2番・二塁」で先発し、23年目のシーズンへと本格的にスタートを切った。

 初回の守備で、ハンファの先頭、イ・ヨンギュのゴロに合わせて後退。しかしバウンドを合わせ切れず、捕球直前でイレギュラーバウンドしたこともあって後逸。いきなり失策をマークした。久々の実戦で緊張したのかと問われ「前に出れば何ともなかったんだけど。違う意味で緊張した。ここ(読谷)でやらせてもらっている以上、文句は言えないけど」と苦笑い。グラウンドコンディションに不安があったようだ。

 バットでは初回は二飛。2回に四球を選んだところで代走と交代。攻守とも満点の船出…とはいかなかった。「『40歳の割には動けるね』じゃダメ。『野球選手として動ける』じゃないと。今は森野コーチに言われてます。『足だけはいいですね』って」と笑わせた大ベテラン。高橋が正二塁手の座をかけてアピールしているが「僕もユニホームを着ている限りは挑戦権がある。(高橋に定位置を)取らせる気はないよ。ダメだったら(自分が)出ますよ」。気合は満点だ。

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