【中日】桂、537日ぶり実戦復帰で好リード&安打!左膝気にせず「集中できた」

スポーツ報知
実戦復帰した桂

◆2軍練習試合 中日6―6韓国ハンファ(23日・読谷)

 中日の桂依央利捕手(26)が537日ぶりの実戦復帰を果たした。

 杉山に代わって6回にマスクをかぶると、浅尾を3者凡退に導き、捕邪飛も難なくキャッチ。その裏の打席では2死一塁から左前打をマーク。送球間に二塁を陥れ、状況判断の良さでもアピールした。1イニングだけの出場だったが、2016年9月4日のウエスタン・リーグ、オリックス戦(ナゴヤ)以来の復活。守備に就くのは同年8月6日のDeNA戦(横浜)以来とあり「緊張しました。久々ですが、まずは良かった」と息をついた。

 16年の秋季キャンプで左膝の違和感を訴え、半月板損傷が判明。同年11月に縫合手術を受けた。当初の見込みでは17年の開幕に間に合う予定だったが、捕手の激務に耐えられるほどの回復には至らず、昨季1年を棒に振った。「だいぶ長かったですね。普通の捕手の動きが最も負担がかかる。(患部が)気にならないことはないですが、試合中は集中できていました」と振り返った。

 小笠原2軍監督の長女は、「桂ファン」を公言。「ここからはイニングをどんどん増やしていきたい」と意気込む桂の思いをガッツ指揮官が酌めば、1軍公式戦復帰の日も遠くない。

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