【中日】岩瀬、3連続被弾…原因は新魔球「チェンパ」の制球難「ひどいね…」

スポーツ報知
5回1死、横尾に左越え同点ソロ本塁打を浴びた岩瀬 

◆オープン戦 中日4―6日本ハム(24日・北谷)

 中日の岩瀬仁紀投手兼任コーチ(43)が今季初の対外試合に臨んだが、まさかの3者連続本塁打を浴びた。

 1点リードの5回に2番手として登場。先頭・レアードを空振り三振に仕留めたが、それが悪夢の序章だった。続く横尾にはスライダーをとらえられて左越えの同点弾。森山にもスライダーを勝ち越しの右越え弾。そして清水にもシュートを右越えに運ばれた。

 敗戦投手になった球界最年長選手は「ひどいね…」とポツリ。さらに「ちょっとチェンジアップにとらわれすぎた」と、チェンジアップとパームの中間のような新魔球「チェンパ」の制球難が結果的に3連発を招いたと振り返った。

 レアードを2ストライクと追い込んでからチェンパを連投したが、いずれも明らかななボール球でワンバウンド。横尾の2球目のチェンパもワンバウンドしてしまった。「(他の球種で)いかざるを得なくなったというか、また(チェンパを)使いたいと思ったけど、使えるところをなくしてしまった」と以降は新魔球を封印した理由を明かした。

 それでも開幕までに時間はある。「もうちょっと(打者が)振ってくれるところに投げないことには。でも甘くなったら打たれる。しっかり投げられないと試合で使えないことになる。次ですね」。次の登板機会までの修正が急務だ。

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