【日本ハム】宮西、フォームに手応え「上出来」1回0封

スポーツ報知
5回1イニングを無失点に抑えた宮西

◆日本ハム6―4中日(24日・北谷)

 日本ハム・宮西尚生投手(32)が24日、中日とのオープン戦(北谷)で今季、実戦初登板した。先発のブライアン・ロドリゲス投手(26)に代わって、5回から2番手でマウンドに上がった。高橋に1安打は浴びたものの、打者4人に対して、この日最速となる144キロの直球を武器に、1奪三振無失点で切り抜けた。「今年のテーマは、真っすぐでファウルやカウントを取ること。初めての試合にしたら、上出来かな」とうなずいた。栗山英樹監督(56)は「キャンプの時から、ミヤ(宮西)は状態が良さそうに見えていた。それが試合でもそのまま出たので良かった」と笑顔だった。

 実践したいことがあった。今シーズンから投手の2段モーションが事実上、反則投球とならなくなったことを受け、セットモーションから右足を上げた後のタメをつくる時間をわずかに長くした。「フォームもちょっと変えていますけど、大丈夫だということが分かった」と手応えを得ていた。

 米アリゾナ1軍キャンプへは、自ら志願して臨んだ。「今年のオフは、自分にとってプラスにしないといけないなと思っていた。しっかりトレーニングできたことが、結果として表れてくれた」。今季も中継ぎの柱として、チームをリードしていく。(小林 圭太)

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