【日本ハム】横尾・森山・清水“若手三銃士”が岩瀬から3連発!

スポーツ報知
5回1死、横尾が左越えに同点ソロ本塁打を放つ 

◆オープン戦 中日4―6日本ハム(24日・北谷)

 日本ハムの若手三銃士が、通算404セーブを誇る球界最年長のレジェンド左腕・岩瀬から3者連続アーチと大暴れした。5回にマウンドに上がった43歳に対し、口火を切ったのは3年目の24歳の横尾だ。1点を追う5回1死。甘く入ったスライダーを引っ張り、左翼へ同点ソロ。「(岩瀬を)意識はせず、狙い球も何も考えなかった。しっかりしたスイングだけを意識した」

 23歳の森山も続いた。真ん中のスライダーをフルスイングし、右翼前列へ運ぶ勝ち越しソロ。昨季イースタン最多タイ18本塁打の2年目外野手は「相手がどんなピッチャーであろうと、自分のスイングをしっかりすることを心掛けた」。森山は9回2死一、三塁でも右中間への3ランを放ち、「自の持ち味はバッティング、長打力なので」と開幕1軍へと猛アピールした。

 “トリ”を飾ったのは4年目の21歳、清水だ。右翼上段の防球フェンス直撃となる特大アーチ。「向こう(岩瀬)は意識してました。うまく打てたのでよかった」と納得の一発だった。

 岩瀬にとって、3者連続被弾はプロ野球人生で初。栗山監督は「(若手が)なんとかアピールするという思いがすごく伝わっている良い内容だった」と満足げだ。大谷が抜けても、若手の台頭から目が離せない。(小林 圭太)

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