【DeNA】石田健大、韓国SK戦で5回無失点 2年連続開幕投手に視界良好

スポーツ報知

◆練習試合 DeNA1―2SK(韓国)(28日・宜野湾)

 DeNA・石田健大投手(25)が28日、練習試合の韓国・SK戦(宜野湾)に先発し5回6安打無失点と好投。キャンプを総括したラミレス監督から「投手MVP」に指名されるなど2年連続開幕投手へ猛アピールした。

 強風が吹きすさぶ中、昨季の開幕左腕は丁寧に低めに球を集めた。5回以外は毎回走者を背負う投球になったが「走者を出してからが大事。かえさなければ負けることはない」と、切り替えた。2回1死一、二塁のピンチはチェンジアップで右打者を三ゴロ併殺打。3回1死一塁では左打者に外角スライダーで見逃し三振。二塁を狙った走者を捕手・嶺井が刺し併殺と、ピンチで集中力が増した。

 ラミレス監督はまだ開幕投手争いは横一線としながらも「石田は安定した投球でよくやってくれたのでMVP。ほかの候補の中で1番状態はいい」と納得の表情だ。昨季は大役を任されながら開幕戦で勝てず、6勝(6敗)止まりに終わった。「今までのキャンプで1番よかった。どこで投げるかを言われるまではそこ(開幕)を目指してやるべきだと思っている」と、雪辱の4年目へ石田が闘志を燃やしている。(岸 慎也)

野球

×