【侍ジャパン】初陣勝利!稲葉監督、打順編成の裏側明かす

スポーツ報知
オーストラリアに勝利し、勝利監督インタビューを終え、気合の入った表情を見せる稲葉監督

◆代表強化試合「ENEOS 侍ジャパンシリーズ2018」 日本2―0豪州(3日・ナゴヤドーム)

 トップチーム初采配で初陣を2―0で飾った侍ジャパン・稲葉篤紀監督(45)が、打順編成の裏側を試合後の会見で明かした。

 この日の先発は、1(右)秋山、2(二)菊池、3(中)柳田、4(指)筒香、5(一)浅村、6(左)外崎、7(三)大山、8(捕)甲斐、9(遊)田中。指揮官が最も悩んだのは先頭打者に誰を置くかだったと言い「今日は1番に田中選手にするか秋山選手にするかで非常に悩みました。9番バッターというのを私は非常に大事な打順と考えています。例えば6、7、8番が出れば、9番バッターにバントをさせて1番につなげるという野球をしたい中で、秋山選手のバントよりも田中選手のバントの方が確率は(高い)。秋山選手もうまいけど、秋山選手にバントをさせるなら、田中選手にバントをさせて、秋山選手を打たせた方がいいのかなと思って、今日は1番という打順に(秋山を)入れました」と説明した。

 さらにクリーンアップについては「3番に柳田選手が入って、足もありますし、塁に出て走ってもらえれば筒香選手が返すということをやって欲しいという意図で。また筒香選手が(塁に)出れば、浅村選手という長打力のある選手を入れてというクリーンアップを作りました」と稲葉監督。6回には先頭の1番・秋山が四球を選び出塁し、2番の菊池が送り、3、4番が返すという理想的な流れとなり、悩みに悩んだオーダーが機能した結果となった。

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