豪州先発で好投のブラックリー、東京五輪への思い明かす「メダルを手にしたい」

スポーツ報知
オーストラリアの先発・ブラックリー(カメラ・豊田 秀一)

◆代表強化試合「ENEOS 侍ジャパンシリーズ2018」 日本2―0豪州(3日・ナゴヤドーム)

 オーストラリア代表で先発したトラビス・ブラックリー投手(35)が、2020年東京五輪への熱い思いを口にした。

 14年に楽天に所属した経験もあるブラックリーは5回まで投げて2安打無失点と侍打線を手玉に取る好投を見せた。試合後の会見でオリンピックへの思いを問われた左腕は「アテネオリンピックの時は、10日前に(マイナーから)メジャーに呼ばれて、オリンピックに出ることが出来なかったんだ。その大会でオーストラリアは金メダルを取ったけど、僕はそのチャンスを失われた。これから出来るだけのことをしてオリンピックでメダルを手にしたいと思っているんだ」と胸の内を明かした。

 2004年のアテネ五輪ではオーストラリア代表は準決勝で中畑監督率いる日本代表と対戦。松坂が先発し、城島や高橋由伸も名を連ねていたが、1―0で破って決勝に進出し、セペタ(元巨人)ら擁するキューバを破って頂点に立っていた。

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