【中日】松坂、河村市長のコテコテいじりで名古屋を実感「ヤケクソで頑張る」
スポーツ報知
中日・松坂大輔投手(37)が16日、“名古屋の洗礼”を浴びてタジタジになった。
14日の西武戦(ナゴヤドーム)で登板して2日後のこの日は「あがり」のため、同ドームでの全体練習を欠席。午後から首脳陣、ナインとともに、名古屋市内のホテルで行われた中日ドラゴンズ後援会主催の「中日ドラゴンズ激励会」に出席した。
チームメートとともに登壇を促され、気配を消しつつ後方で立っていた背番号99。しかし、あいさつに立った同市の河村たかし市長(69)から「松坂はおりゃあせんのか? えりゃあ地味なとこにおるでよ」とコテコテの名古屋弁でイジられた。森監督の後ろからヒョイと顔を出した怪物は、苦笑いを浮かべるしかなかった。
それだけじゃあ、同市長は終わらない。「見たこともにゃあ野球をやってもええ。ファーストストライクを絶対打ったり、球際で絶対ジャンピングキャッチをする『チャレンジデー』を3~5試合に1回くらいやらないと面白くにゃあ。ヤケクソでやってちょーよ」と森監督にチーム改革を提唱。さらに「名古屋の国歌」と主張する球団応援歌「燃えよドラゴンズ!」を「名古屋観光ホテルにつめかけた~♪(中略)いいぞがんばれ森ドラゴンズ~♪」と歌詞をアレンジしつつ熱唱した。
閉会後、取材に応じた松坂は「(名古屋に来た実感?)それはあります」とコテコテの名古屋テイストに触れて再び苦笑い。「イジッてもらって光栄。ヤケクソで頑張ります」と名物市長のエールに応えていた。